1. 基本姿勢

人工知能(Artificial Intelligence、以下AI)は今後インフラ的に浸透していく技術であり、その活用方法自体が大学院での研究テーマとなりえます。またAIは創造性や知性の概念そのものについても再考を促す材料を提供していて、たとえば個人の主体性やオリジナリティを評価するという価値観が決して自明のことではなかったことも思い出させてくれます。  しかし、AIの利用が制作・研究のさまざまな新たな情況を生み出す一方で、高等教育機関としての大学では、やはり個人の獲得した能力を個人に帰属する限りで評価しなくてはなりません。大学は近代市民社会における個人という単位の尊重を前提としているからです。そのため、本学大学院で制作・研究・教育に携わる構成員は、この技術を注意深く扱い、みずからの能力伸長に資すべく、その価値を正当なしかたで引き出しましょう。  本ガイドラインの細目については暫定的な運用方針としますが、本学大学院でのAIの使用において変わること無く重要なのは、制作および研究における主体と責任の所在を明確にすることです。作品や研究の構想・選択・編集・最終判断は、常に学生本人に帰属します。AIは補助や拡張の手段であり、主体ではありません。論文執筆や作品制作、また成果プレゼンテーションにおいてAIを用いる場合には、そのプロセスやその位置づけを自ら開示することを重視します。

2. 具体的な利用ルール

2-1. 利用可(明示不要)

2-2. 利用可(明示必須)

2-3. 利用不可

3. AIを利用した成果物の評価観点